川北英隆のブログ

賑やかな日本の南の海上

ネットを見ていて「先を越された」と思ったことがある。それは日本の南の海上にたくさんの熱帯低気圧が発生している事実であり、それを報じていた気象予報士がいたことである。先を越されたのは残念ながら、今年の夏の特徴としてブログでも指摘しておきたい。
写真は気象庁のサイトから拝借した。上は天気図、下は気象衛星ひまわりの写真である。天気図は8/3の9時時点のものである。近畿にある1008hPaの熱帯低気圧のおかげで、今朝の京都は雨だった。しかしながらえらく蒸し暑かった。
フィリピンのはるか東にある低気圧は、12時の天気図では熱帯低気圧に変わっている。また台湾の西にある熱帯低気圧はいずれ台風に変わるとの予報になった。
気象衛星の写真では日本の南の海上が賑やかだとわかる。この状態は(確か)梅雨明け当初から続いていて、その中から東北にいきなり上陸した台風8号が発生した。
今年の太平洋高気圧は弱いのか強いのか。弱くはないのだろうが強くもないようだ。だから周辺に雲が湧き、熱帯低気圧がたくさん発生するのだろう。
肝心の暑さだが、今年の京都の7月は昨年よりも暑かった。晴天が多かったせいである。もっとも、この8月が終わってみないと、「今年は昨年よりもさらに暑かったね」となるのかどうかはわからない。
20210803天気図.JPG

20210803ひまわり.JPG

2021/08/03


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