川北英隆のブログ

千ヶ峰に登る

今週の山は千ヶ峰(1005.2m)だった。名前が洒落ているのはともかく、実際に登ってもいい山だった。平日の真夏の1000mちょいの山だから、当然のごとく無人だった。その千ヶ峰とはどこなのかと言えば、兵庫県西脇市の、もっと言うと加古川市の北にある。
京都からどう行くのか。日帰りを前提とするのなら、なかなか難しい。今回は京都駅5.21発の姫路行き快速に乗った。京都からの始発であり、これしかないという便である。
ここで「ひょっとして、あれかも」と思ったなら、このブログの愛読者だろう。先週、サザエさん的なミスをして、大阪から引き返した山である。
それはともかく、その始発の姫路行き快速に乗ると、加古川で7.17発の加古川線西脇市駅行きに乗れる。手段を尽くして調べると、これが最善だった。
何故手段を尽くしたのかと言えば、いつも使っているソフトによると、7.17発の加古川線に乗ろうとするのなら、姫路でまで新幹線を使い、その後で加古川まで戻れと指示される。「何かおかしいな」と思いつつ、JRが提供している時刻表で調べ直すと、そんな高い料金を払って姫路から戻るなんてことをしなくても。京都始発の姫路行快速にそのまま乗っていれば、新幹線を使うよりも早く加古川に着くことがわかった。
そのとおりに加古川駅に出て加古川線に乗り換え、西脇市駅で降りた。駅前で多可町の「のぎくバス」に乗り、多可町の中心部で降りればいい。事前にタクシーを呼んでおき、千ヶ峰の登山口まで運んでもらった。
公共交通機関(西脇市駅からのバス)に乗って登山口の最寄りのバス停まで行けば安く済むし、それでいいかなとも思ったが、下山後に13時台のバスに間に合わないと帰りが2時間遅くなる。
いろいろ考えた結果、タクシーを利用し、余裕のある山歩きにした。これにより、結果としてほぼ同じルートを戻る必要がなくなり、正解だったと思っている。
下山後、帰りはバスを使い、西脇市駅、加古川駅を経由して京都まで戻った。大雑把にだが、行き、山歩き、帰りのそれぞれが4時間ずつのコースだった。登山口までの距離として、日帰りの限界に近いだろう。
写真は千ヶ峰である。ほぼ中央奥の、小さな三角形の山であり、手前右の丸い山のすぐ隣りでもある。
20210805千ヶ峰.jpg

2021/08/05


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