川北英隆のブログ

網戸にゾウムシモドキが

連日の雨、今日の午後は青空が見えたものの、明日は再び雨の予報である。こんな長雨の日、鳥達はどうしているのかと心配になる。やかましいし、ゴミを食い散らかすカラスにさえ、山の林の枝からバサッと落ちてあの世に飛び立つのだろうかと、変な心配をする。
そんな昨日の夕方、網戸に見かけない虫が止まっていた。雨宿りしていたようだ。
大きさは2センチ弱、口吻が長かった。「ゾウムシか」と思い、久しぶりに一眼レフを取り出し、遠くから写真を撮った。網戸の手前に机があったため、近づけなかった。
今日、その写真を加工し、ついでにゾウムシの種類も確認しようとソフトで拡大したところ、どうも様子が違う。長い口吻と思ったのは脚のようで、本当の長い口吻はどこにもなかった。つまり、脚が6本と触覚が2本あり、それ以外の体から伸びた部位はない。
背中が角張っていることからすると、どうもカメムシのようだ(裏側からの、つまり腹側の写真だから推測するしかないが)。1本の脚を変な恰好に組んでいるから、曇天かつ夕方の暗い光の中で、その脚が口吻のように見えたのだろう。
「ゾウムシモドキ」の記念に、その写真をアップしておく。
20210815網戸の虫.jpg

2021/08/15


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