川北英隆のブログ

今年の夏の低山の総括

夏場、今年ほど低山を歩いたことはなかった。北アルプスの登り残している、それも簡単な山域に入ろうと思っていたのだが、天候不順とコロナのデルタ株蔓延に躊躇してしまい、結局は低山巡りで終わった。そもそも関西の近場では、1000m超えの難易度が高い。
そんな夏の低山の総括しておく。
1つは「暑かった」という当然の思いだろう。水分をたくさん持って山に入らなければならなかった。
昔なら、下山して沢に出会えば、その水をすぐに口に入れたものだが、今はそこまで単純ではない。北海道の寄生虫、エキノコックスが徐々に本州にも進出してきているとの報道がある。ウイキペディアで調べたところ、愛知県付近でも見つかっているとか。エキノコックスは動物の糞を媒介して広がる。卵が沢に流れ込んでいる可能性がある。ということで、湧き水に近い状態でないと安心して飲めない。
もう1つはいろんな皮膚敵に出会ったことだろう。皮膚敵って造語である。吸血鬼と書きかけたが、それだけではなかったので。
具体的には、吸血鬼に分類されるのが蚊、ダニ、ヒルである。
ダニもエキノコックスと同様、怖いのだが、これまでも何回も食われていて、それでいて無事である。山の途中で休んでいる時、服の上で動いているのを見つけることがある。
蚊は酷かった。夏の低山なので多少でも暑さ対策をと、メッシュ状の半袖シャツ(要するにユニクロのTシャツ)で歩くことがほとんどなのだが、肩の後ろ側(肩甲骨の部分)など、虫除けを十分塗っていない箇所を狙われる。できれば虫除けの風呂にでも浸かってから山を歩きたいものだ。
ヒルにもよく出会った。うまく避けてきたつもりだったが、最後に4箇所も、それも知らないうちに食われてしまった。どこかで満足して落ち、舌(?)舐めずりしているに違いない。ヒルこそまさに吸血鬼である。
吸血鬼ではない皮膚敵はウルシである。これも、今までうまく避けてきたのだが、ついに房総半島の低山で大群の攻撃に遭い、大被害を受けた。2ヶ月以上経つのに、まだ少し跡が残っている。
そういえばと思うのが、右手の3本の指が痒い。ひょっとして先日の山でうっかりとウルシを掴んでしまったのかもしれない。本当は夏の山歩き、厚手の長袖を着て、さらに軍手をして歩くのがいいのだろうが、そんなこともしてられない。困ったことである。

2021/09/30


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