川北英隆のブログ

バリアを越えて雨森山へ

知明山から下り、ダム湖の半島の先端付近で車道に出る。半島の西側を北に200mほど歩くと「さくら橋」である。本来はこれを使って対岸に渡り、北にある雨森山の登山口に向かうのがコースなのだが、橋は今年3月末までリニューアル中、歩行者も渡れない。
実際、工事の最中だった。見ると歩行者くらいなら通れそうだったものの、工事のトラックが橋の真中で停まっていた。
どうするのか。事前に調べたところでは、雨森山登山口のすぐ北側に架かる国道173号線の橋(円山大橋)を渡ることができれば多少の遠回りですむ。それが難しい場合、さらに北へと歩かないといけない。
「渡ることができれば」というのは、円山大橋付近では、半島西側の車道は国道の下を通るだけで、国道に上がるように設計されていないから。ただしグーグルのストリートビューで見ると、車道の側壁には国道に上がれそうな踏み跡が付いている。
雨森山の落葉広葉樹の山肌を対岸に見つつダム湖西側の車道を歩く。知明山からの谷には何箇所か鉱山跡のような施設が残っている。ダムは水が涸れ、細い川筋だけが残っていた。
やがて円山大橋が見え、その先で車道は2つに分かれる。右はゴルフ場への道なのだが、通行止めになっていた。土砂崩れだろうか。左側に下ると円山大橋である。
円山大橋の下をくぐり、事前に確認しておいた側壁側の踏み跡を探したところ、すぐに見つかった。取り付きの2歩程度はコンクリートの壁を登らないといけないものの、その先は明確な踏み跡である。コンクリートの壁も傾斜は強くなく、木の根もあって簡単に上がれた。もっとも国道の傍はゴミ捨て場になっていて汚い。
橋には歩道がある。対岸に渡れたのはいいが、ここでも国道が下の車道(国道の旧道)と接続していないことに気づいた。雨森山の登山口へは下の車道に下り、100mばかり南に歩かないといけない。観察すると、橋の南側に踏み跡らしきものがある。それをたどり、側壁部分に設置してある古い階段を使い、下の車道に出た。
雨森山の登山口は、さすがに人気の山らしく明確だった。登るにつれ、対岸の知明山が大きく見えてくる。途中、近道とかいう健脚コースを登ったが、大した差ではないように思う。さらに登ると妙見山と高代寺山が見えてくる(前日にアップした写真)。落葉広葉樹林の中の気持ちいい道を登り、南西側の肩に着く。少し下って登り返すと山頂だった。
三角点(383.7m、点名は内馬場)がある。展望はというと、六甲から大阪方面の展望と妙見山方面とが分かれていた。先客の3人連れがビールを飲みつつ大声で話していたので、少し離れて休息にした。
山頂からは北西に下った。最初は落ち葉が多く、ルートが埋まっている箇所もあるが、全体的に明確である。北側に427m峰(雨森山よりも高い)が大きく見える。その峰と雨森山との鞍部に下り着き、西側へ谷を下る。里山の雰囲気が残る。谷を出ると日生中央駅から三草山へと続くハイキングコースにぶつかる。
南へ、日生中央駅に向かって歩くと、次の目標である岩ヶ谷山の登り口がすぐだった。しかし先に書いたように、コースにはワナが仕掛けてあるとか。仕方ないので今回はパスとした。
知明山を下りてから雨森山登山口まで35分、登山口から山頂まで30分、山頂から西側の谷の出口まで35分だった。
上の写真は円山大橋と雨森山方面である。写っているピークは北隣りの427m峰、雨森山の一部は左側に写っている。雨森山より高いピークがすぐ隣りにあると知ったのは雨森山を下るときだった。下は雨森山の山頂である。
20220211円山大橋と雨森山方面.jpg

20220211雨森山山頂.jpg

2022/02/11


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