川北英隆のブログ

鎌ヶ岳へ

三頭山の山頂を確認し、西のピークに戻った。そこから西に伸びる稜線を星峠に向って下るのだが、すぐに植林の中の道となり、それまでの快適な道とは様相を大きく変えて不明瞭になった。とくに最初は尾根が広く、植林用のネットも張られているので要注意である。
下るにしたがって尾根が明瞭になり、踏み跡もはっきりしてくるものの、倒木が多い。地図と赤いテープとで正しいことを確認しつつ下った。
標高550m付近から作業道を合わせ、道が明瞭になった。おかげでタムシバの花を楽しめた。後は起伏のあまりない尾根道が続く。地形図上は小さなピークが続くものの、それらをうまく避けて道が付けられている。最後に少し下ると星峠だった。
星峠には車道が通っていた。「星峠道改修記念」の碑が建てられている。「平成元年12月」と彫られている。地形図にもグーグルマップにも道路の記号がない。
星峠から鎌ヶ岳(623m)に登った。峠のほんの少し左手(神吉寄り)に踏み跡らしきものがある。それを登ることにした。最初は踏み跡が薄い。倒木の重なっている箇所もある。それを越えると尾根上になり、明瞭な踏み跡が続くようになる。
尾根が平らになり、松の多い林に入ると、左手(西側)に目立つ印があった。「多分」と思って近づくと、やはり三角点(525.8m、点名は星峠)だった。
三角点の先は尾根が平らなことあり、踏み跡が少し怪しくなるものの、迷うほどではない。山頂の手前で右(東)に巻き道らしきものを分け、尾根上の踏み跡をたどる。鎌ヶ岳の山頂はすぐだった。針葉樹と広葉樹の混じった林の中に山名のプレートだけがあった。展望はない。
山頂から北西に尾根道をたどり、細野川に下ることも当初考えていたが、三頭山からの下りのように尾根道が不明瞭なこともありえる。バスの本数も限られている。以上から往路を星峠へと戻ることにした。
上の写真はタムシバ(コブシ?)の花びらである。花が咲いていることを最初に気づかせてくれた。下は鎌ヶ岳の山頂である。
20220411タムシバの花弁の道.jpg

20220411鎌ヶ岳.jpg

2022/04/11


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