川北英隆のブログ

鷹尾山から荒地山へ

登山口と決めた芦屋川までは京都から意外と近かった。「これなら山歩きに使える」。北口に出て、「ここが芦屋の高級住宅街か」と思いつつ、適当に(地図を見て)北西に歩き、城山の登山口に着いた。城山は名前のとおり、城跡があるらしい。
荒地山までコースは整備されている。人気のコースの1つらしい。しかも林が美しい。今回歩いたコースは広葉樹林が豊かだった。大きな赤松も元気に枝を伸ばしていた。
ただし歩いたときが悪かったのか、鷹尾山の先まで、がけ崩れ対策の工事が行われているのか、工事資材を運ぶモノレールが設置され、橙色のネットがコースの横に張られていた。
登りには展望の開ける箇所がある。大阪から神戸まで見渡せた。
まず城山に着く。神戸側の展望があった。小休止である。
その後は尾根道となる。送電線をくぐる。林が伐採され、荒地山の岩場が望める。再度、林の中に入り、鷹尾山(272m)の横を通る。コースと山頂とは数歩の距離なのだが、その間に工事用のレールとネットがあるため、うっかりすると見過ごしてしまう。ちょっと失礼して山頂まで行き、花崗岩にタッチしておいた。
一旦下り、長めの尾根を登っていく。コースに花崗岩が混じり始める。その先に岩梯子と呼ばれる崖が登場する。
岩梯子、実は並行して2つの壁が並んでいる。左が本当の岩梯子のようだったが、右の方が幾分登りやすそうだったので、そちらに取りついた。足場が多く、傾斜も見た目ほどではないので、簡単に登れた。上り切ると神戸の展望があった。
残念だったのは、新七右衛門?と呼ばれる岩のアーチに出会わなかったことだ。登った右の岩場が左とどこかで一緒になり、その先でアーチをくぐると思っていたのだが。
岩場を過ぎ、再び林の中に入る。少し歩くと荒地山(549m)の山頂だった。展望はないが、ちょっとした広場になっている。岩場で汗をかいたので、山頂で少し休んだ。
写真、上は城山からの神戸方面である。下は城山の先から見た荒地山である。山腹の小さく茶色い点々は露出した花崗岩である。
20220821城山からの神戸.jpg

20220821荒地山を望む.jpg

2022/08/20


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