川北英隆のブログ

台風の大きさはどこで見るか

ついに今年最初の大型上陸台風が出現しそうだ。台風14号である。僕にとって非常にタイミングが悪い。それはともあれ、この台風の発生時から心配していたことがある。大きな台風になりそうだと。
昨日、知人から来たメールに次のような返信をした。「いよいよ今年最初の上陸台風が来まっかな(これは認識間違いで、7月に台風4号が九州にちょこっと上陸して潰れ、8月には8号が伊豆半島と千葉付近に上陸していた)。雲の範囲を見てると今までは小さい台風が多かったけど、今度のは大きいでんな」と。
14号、昨日の朝は950ヘクトパスカル(hPa)だった。気象庁の進路予想図では、その950 hPaのまま九州に上陸するとあった。その図を見て、「こんなに勢力圏が(天気図で描かれる台風の丸い等圧線が)大きいのに、この気圧のままなの」「安心なような、不安なような」と思った。
というのも、少し前に朝鮮半島に行った台風12号は920 hPaまで発達したのだが、その勢力圏と比べると、昨日の朝時点において、すでに14号のほうがはるかに大きかったから。
一晩寝て、今朝の天気図を見ると、14号は910hPaまで成長していた。寝る台風は育つのか。でも、「(お目々、違うな、台風の目は1つなので)お目ぱっちし」のままだから、14号は寝ていない。むしろ目を爛々と輝かせている。
近畿は月曜から火曜にかけて大荒れの予想である。東京に行かなければならず、少し困ったことになりそうだ。

2022/09/17


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