川北英隆のブログ

摩耶山へ

新穂高から徳川道に戻った。さらに往路の分岐方面に戻るのだが、途中に分かれ道がある。徳川道の上(南側)を、最初は並行して伸びている。行きしなにそれに入りそうになり、地図で確かめたところ、摩耶山に直登できる整備されたコースだと知った。
近道なのでそれを登った。途中から枯れた沢伝いに登るようになった。こぶし大の岩なども転がり、少し荒れている。途中で摩耶山への車道を横切る。その車道を左へ50mほど歩き(下り)、右手の直登コースに再度入る。この続きの道(後で知ったところ、アゴニー坂と呼ばれるとか)は沢から離れるので比較的歩きやすかった。
傾斜が緩み、摩耶別山の山頂と思えたので、GPSを見ながら確認すると、水道施設の手前が717mの独立標高点のある地点らしかった。山名を記したプレートもあった。
水道施設には寄らず、そのままコースを下ると忉利天上寺(とうりてんじょうじ)の裏手に出る。ついでだからと参っておいた。境内の南側から神戸方面、淡路島、友ヶ島が見え、手前に摩耶山の山頂が広がっている。
寺から元に戻り、摩耶山を目指して歩く。いろんな道があって、適当に歩いたというのが正直なところだ。最終的に摩耶ロープウェイの「星の駅」、すなわち掬星台と呼ばれる展望台の下(北側)の車道を通り、摩耶山から神戸側への下山路を過ぎると、すぐ左手の斜面を歩道が上がっている。それが摩耶山山頂への道である。
その道を登ると、大きな杉の目立つ山頂部に赤い鳥居がある。まずは山頂をというので探したところ、鳥居の東側に三角点(698.6m、点名は摩耶山)があった。その後で鳥居の正面に回ると、大きな岩があり、天狗岩と書かれていた。その西側が少し高かった。702mの独立標高点の場所だろう。摩耶山の標高はこの数値である。展望はない。
摩耶山に着いた時間は早かった。駅からちょうど6時間、13時30分だった。それではというので、少し戻って長峰山を越して神戸側に下りることにした。
上の写真は摩耶別山の山頂(山名のプレート)である。右横に人工物(水道施設など)がある。下は摩耶山の山頂である。
20221014摩耶別山.jpg

20221014摩耶山.jpg

2022/10/14


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