川北英隆のブログ

鍋蓋山を経て再度山へ

菊水山には電波施設があり、その管理用の道路が北に上がってきている。鍋蓋山への縦走路はそれと接するように始まる。最初は緩やかな下りなのだが、東に鍋蓋山を望むようになると、岩場混じりの急な下りになる。危険箇所は付け替えられたようだが。
下り切り、沢と小さな池に出る。その先に天王吊橋がある。下に沢(天王谷川)と国道が通っている。橋の踏み板が木なので(大丈夫だろうが)腐っていないか注意しながら渡った。
橋を渡ると鍋蓋山への登りとなる。吊橋が標高250m程度、そこから400m手前まで急登し、その先は長い尾根が山頂まで続く。
鍋蓋山の山頂も南側が開けていて、神戸方面が見える。菊水山が近く、その先に須磨まで続く六甲の末端も見えた。三角点(486.1m、点名は鍋蓋山)を確認した。山頂にはやはり人がぱらぱらいるので、軽い休息の後、再度山(ふたたびやま)へ向かった。
多少のアップダウンのある尾根道で、全体として軽い下りが続く。少し歩くと摩耶山が見え、その手前に再度山と高雄山らしき姿があった。
一度南北への分岐を分けた後、再度越に着く。南北に車の通れる程度の道路が通っている。再度山の南側にある大竜寺と再度公園を結ぶ道である。全山縦走路は、その道を南に下るようなのだが、今回はそれをパスし、まずは再度山へ寄り道することにしていた。
再度山への登り口は再度越の少し北側にある。表示があり、しっかりした道が東側へと登っている。
常緑樹の多い林の中の道を高度差70mほど登ると山頂だった。三角点はない。南側が払われているものの、展望はあまりなかった。山頂から南へ、大竜寺に下ることもできるが、今回は再度越に戻った。
写真、上は天王吊橋(後ろは鍋蓋山方面)、下は菊水山からの鍋蓋山である。
20221104天王吊橋.jpg

20221104菊水山からの鍋蓋山.jpg

2022/11/04


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