川北英隆のブログ

六甲東部の林山から行者山へ

今週の山は前回の続きのようだった。とはいえハイキングではなく、ルートファインディングを必要とする山が含まれている。コースはというと、芦屋の奥池から林山(という名の山)に上がり、小天狗山、樫ヶ峰、行者山を越え、宝塚に出た。
芦屋の奥池は前回、観音山からごろごろ山に続く稜線から見えた。今回はその奥池の奥に入る。どうアプローチするのか調べたところ、阪急芦屋川駅から芦屋ハイランド行きのバスがあり、それが奥池を経由する。ちなみに同じバスが東おたふく山登山口も経由する。奥池の標高は500m、芦屋川駅は20m少しだから、まさに登山バスである。
奥池から林山(745m)へ登るにはルートファインディングを必要とする箇所がある。登りは強引に登ればそれで事足りるのだが、その後、小天狗山(557m)に向かう稜線歩きは地図で現在位置を確認しなければならない。
小天狗山からの下りは最短距離の北東尾根を選んだのだが、尾根の入口を間違った。少し下って気づき、正しい尾根に戻るのに苦労した。戻った尾根には確かな踏み跡があったものの、尾根から外れて道路(六甲山への車道)に出る部分は不確かだった。
車道を北北東へ歩き、小笠峠を越えた箇所から樫ヶ峰(457m)への稜線に入った。ハイキングコースに近い。灌木の多い稜線なので所々から展望も楽しめる。樫ヶ峰の山頂からは、ゆずり葉台という住宅街に下りた。
ゆずり葉台から、その北側にある行者山(415m)に登った。そこでも展望を楽しみ、宝塚の南側に広がる光ガ丘に下りた。その後、住宅街を北東に抜け、阪急宝塚駅に出た。
奥池のバス停から歩き始めたのが7時35分、宝塚駅に着いたのが13時25分だった。
上の写真は行者山の先から見た樫ヶ峰(左端)、林山(樫ヶ峰の右、小さく三角形に見えるピーク)、六甲主峰(中央奥)、六甲縦走路上の大平山(中央右、アンテナが見えるピーク)である。下は同じく行者山の先から見た甲山である。
20230112林山と六甲.jpg

20230112甲山.jpg

2023/01/12


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