川北英隆のブログ

行者山を越えて宝塚へ

樫ヶ峰から車道に下りた地点はゆずり葉台の南東の外れである。車道を北へ橋を渡り、ゆずり葉台の街中を西北西へと上がる。沢に架かった橋を渡ると右手(北東)に車道が分かれるので、それに入る。街の一番上部に出ると「行者山ハイキングコース」の表示がある。
コンクリートで固められた沢を越し、新しい車道を登っていく。沢の砂防工事が行われ、それ用の道らしい。おかげで行者山への山道が不明瞭になっていた。行き過ぎたので少し戻り、東に折れて新しい車道を離れる。ここで初めてハイカーを何人か見かけた。
六甲縦走路(譲葉山と岩倉山)への道を分け、南東に向かって林の中を登ると、あっさりと行者山(415m)の山頂に着く。松と灌木の中のピークのため展望はないが、石の上に腰を掛けられる。12時を回ったので昼食にした。
昼食の後、東に下った。下る途中で展望が得られる。鞍部を越し、登り直すと行者山東観峰と呼ばてる展望台に着く。背の低い松程度の生えたピークのため、360度に近い展望である。当日は霞んでいたため大阪平野の山は見えなかった。近くの譲葉山と岩倉山が大きく、その東に宝塚が広がっている。
東観峰から鞍部まで戻り、分岐を北にとり、光ガ丘へ下った。林の中を下り、堰堤の下で沢に出る。沢沿いに少し歩くと光ガ丘の外れである。
後は街中を北東に抜け、岩倉山から塩尾(えんぺい)寺を経由して下ってくる車道と合流する。宝塚駅はすぐである。
上の写真は行者山の山頂である。下は樫ヶ峰から見た岩倉山(左)と行者山(右)である。
20230114行者山.jpg

20230114樫ヶ峰からの行者山.jpg

2023/01/14


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