川北英隆のブログ

貝ヶ平山へ

真平山の山頂(751m)から貝ヶ平山への分岐まで戻り、南に下る刈り払いの道に入る。刈られた笹の茎が少し邪魔なものの、広い道なので快適に下れた。真平山と730mの等高線ピークとの鞍部付近に着くと、道が西に曲がり、下っていく。南に向かう道がない。
そこでスマホの地図を見た。すると、本来のルートよりも2、30mほど西にいることがわかった。刈り払いの道は正規のルートではなかったようだ。多分、真平山の西側の村から林業のために登ってくる道ではなかろうか。
東に少し進み、南の斜面を見ると、落葉広葉樹の多い斜面に踏み跡がある。笹はない。その踏み跡を追って斜面を登ったが、踏み跡は薄い。そのうち左側(東)に尾根がはっきりしてくるので、それに向かった。尾根の上に少し明瞭な踏み跡があった。
尾根を登り切り、730mの等高線ピークを越え、その南西の端から貝ヶ平山との鞍部に向かって下ることになる。この下りが一番の難関だった。というのも踏み跡がほぼないに等しい。下り口にあった青いビニールの印も途中にはないに等しい。仕方ないので適当に笹薮の中を下ったところ、林道に飛び出した。地蔵堂付近で分けた林道である。
林道に下りた地点から10mほど東側に赤い印がある。それが貝ヶ平山への登り口である。なお、林道から真平山への登り口は、林道の端が少し崩れている程度の目印しかない。
貝ヶ平山へは植林の中を登る。最初は小さな沢であるが、そのうちに尾根への取り付きとなり、最後は尾根道になる。
貝ヶ平山の山頂は植林と落葉広葉樹の境界線近くにある。欠けた三角点(821.7m、点名は吐山≡はやま)があった。その三角点付近から木の間越しに額井岳が見えた。真平山の山頂から1時間10分かかった。
上の写真は730mの等高線ピークから見た真平山である。下は貝ヶ平山の山頂である。
20230313真平山を.jpg

20230313貝ヶ平山.jpg

2023/03/13


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