川北英隆のブログ

都祁南部の丘陵を歩く

都祁(つげ)は奈良盆地の東、大和高原と呼ばれる地域の南部を占める。都祁には火山丘と思える小ピークがいくつもあり、都祁の南を区切る貝ヶ平山や額井岳など標高800m前後の休火山へと続いている。今回は、その都祁の丘を4つ歩いた。
いつものM君と一緒に近鉄大阪線の榛原で降り、北口のバス停から奈良交通の針インター行きバスに乗った。そのバスを南白石で降りた。
バス停から最初に目指したのは野野上(ののがみ)岳である。野野上岳は雌神山と雄神山からなる。その南西麓に雄神神社があり、西へ「休ん場(やすんば)」とされるごく小さな林叢を4つ経ると國津神社がある。全体が神様の領域であり、野野上岳が御神体である。
野野上岳には神の化身、白蛇が住んでいるとか。白蛇も眠る冬場を選び、非常に薄い踏み跡をたどって山頂に着いた。三角点(550.1m、点名は野野上岳)はあるが、展望はない。
野野上岳から北東へ歩き、小倉の集落から壇の山に登った。山頂近くに皇大神宮があり、そこまで舗装された車道がある。神社の手前で舗装道から分かれ、右手に入るとすぐに山頂である。三角点(610.3m、点名は段ノ森)があり、北側の展望がある。
壇の山を往復した後、南西へと車道を歩き、都祁の中心部近くの南之庄の西側に入り、都介野(つげの)岳を目指した。麓には野野上岳と同様、國津神社がある。北々西側から整備された道を登った。山頂直下からは階段の多い急な歩道となる。山頂には三角点(631.2m、点名は都介野岳)と神社があり、北西側の展望が少し得られる。急な歩道を戻り、北東へと車道を下って南之庄の東側に出た。
南之庄からは三陵墓古墳を見学しつつ、バスを降りた南白石の南側にある貝那木山を目指した。国道沿いに南へ少し歩くと城山登山口がある。そこから登ればいい。山頂直下まで車道である。最後の100mほどが歩道となっている。広場に出て、その少し右手の山頂に登った。山は多田氏の城跡だとか。三角点(597.3m、点名は白石)がある。広場と山頂を使えば、北と東の展望が得られる。
貝那木山からは行きと同じ道を戻り、城山入口からバスで榛原に戻った。
南白石から歩き始めたのが8時10分、城山入口のバス停に戻ったのが14時45分だった。
上の写真は野野上岳の國津神社、下は雄神神社である。
20231203國津神社.jpg

20231203雄神神社.jpg

2023/12/03


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