川北英隆のブログ

甲山を越える

立ち寄った八王子峠から分岐に戻った。分岐から甲山に向かうには、一度里に下りる必要がある。高度差70mばかりの、沢沿いの整備された山道だった。平地に出て、横手という村へと歩く。
村の手前で猟師らしいオジさんに出会った。どこから来たのか声を掛けられたので、「深日(ふけ)から学文字山と東山を越えて」と答えたところ、東山へは普通は孝子(きょうし)から登るものなのにとのことだった。
横手の西の端から甲山への道がある。分岐があり、車道かハイキングコースかの選択を迫られる。その分岐には、「葛城経塚巡行三の宿」との表示があり、山道を指していた。それに惹かれて近道の車道を捨てた。
ハイキングコースを上がるとすぐに三輪神社に出る。「三の宿」の行場だったらしい。神社に参った後、整備された道を登っていく。最初は急だが、ほどなく稜線部に達し、その後は緩やかになる。小さなアップダウンを経てNHKのアンテナ施設のあるピークに出る。和歌山港付近の展望があった。
そこから施設整備用の舗装道になる。次のピークにもアンテナ施設があり、そこから少し下ると右手に歩道が分かれる。甲山山頂への道である。歩道の整備員が作業をし、猫が3匹歩いていた。訪問者が多いからか、猫は太っていた。猫の写真を撮ったものの、主人公が茂みの中に隠れたためにピンボケた。
分岐から山頂まですぐである。三角点(212.1m、点名は兜山)がある。甲山の元の名は兜山だったらしい。姫路では冑山に登ったことだし、「かぶと」にもいろいろある。
山頂からは展望が得られるのだが、何人か先客がいたので早々に山頂を離れ、舗装道に戻った。そこから100mほど下ると、横手からの車道にぶつかる。峠の少し西側である。
ここで迷ったことがある。甲山の三角点のあるピークは付近の最高地点ではなく、車道が越える峠の少し北側のピークのほうが高いから。登りがてら甲山の方向を眺めてそう思い、地形図で確認した結果である。
峠は切通になり、かつゴミが散乱している。峠の東側を見ると、かすかに踏み跡がある。「これかな」と登り、稜線に出ると、明瞭な踏み跡があった。その稜線を北に歩くと等高線220mのピークに出た。何の名札もなく、展望もない。しかも、すぐ先に同じ高さの等高線ピークがあるものの、「どちらでええやん」と満足し、峠まで戻った。
峠からは車道を西に下り、佐瀬川という村に出る。そこが四国山から高森山への登山口となる。
上の写真は甲山三角点付近から見たアンテナ群である。下は甲山の最高点である。
20240201甲山のアンテナ群.jpg

20240201甲山最高点.jpg

2024/02/01


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