川北英隆のブログ

清水山を越えて梅堺へ

向山三角点から少し下ったところ、緩やかだがすぐに登りになる。そこで地図を確認し、三角点ピークが向山の最高点ではないと気づいた。最高点は500mほど歩いた地点にあり、五の山と呼ばれている。道標には591mとあるが、地形図の等高線は580mしかない。
五の山から大きく下り、登り直す。ちょっとした岩場があり、清水山方面の山腹が春の花で美しい。岩場を過ぎると蛙子(ガエルゴ)峰の道標がある。雑木林の中で展望はない。
蛙子峰から下ると、すぐに清水山への分岐に出る。道標に従い、清水山を目指して西へと下る。鞍部付近はヤマザクラが美しく、その先に向山の小さなピーク群が見える。
鞍部から登り返すとピーク付近で分岐に出る。そのまま登ると珪石山を経て石生の登山口、左へ下り気味に進むと清水山である。目的の清水山の方へ進んだところ、岩がむき出しになり、凹地が2つくらいあった。珪石の採掘跡のようだ。
そこから一旦下り、急斜面を登ると清水山の山頂だった。山頂は刈り払われ、三角点(545.3m、点名は清水山)がある。西側に大きな反射板もあり、林と反射板の向こうに少しだけ展望がある。軽く行動食を口にした。4月とは思えないほど気温の高い日だったので、水分補給もした。
清水山から縦走路の分岐に戻り、稜線を南へと歩く。一般のハイキングコースから外れるものの、よく踏まれている。木の間から次に越えるピーク、梅堺(うめのきょう)が大きく見える。
野村峠(藤ノ目峠)を越え、標高差100mほど登ると梅堺の手前の小ピークに着く。軽く下り、もう一登りすると梅堺だった。三角点(571.3m、点名は藤ノ目北)が灌木に隠れていた。山頂は刈り払われているものの、周囲の木の背が高いため、展望はない。暑くて、再び休息にした。
3枚の写真は、上から蛙子峰の手前から見た清水山方面(清水山は右端のピーク)、清水山山頂、梅堺の山頂である。
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2024/04/14


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