藪山に入る者(って誰や)にとって、スマホは命の次に大切であり、お金と同等である。だから、2年少し経ったスマホを買い替えようと思っている。3年経つと電池の能力が目に見えて落ちてくるし、今のスマホの電池も、買った当初より減り方が速いと感じている。
今の僕の山歩きはスマホに多くを頼る。地図であり、カメラであり、そのカメラがある時にはメモ帳になり、タクシーを呼ぶ場合の電話であり、帰りの交通機関を調べる手段である。泊まる場合、旅館やホテルをスマホで探すし、泊まった翌日の目覚ましにもなる。
まだスマホにはカード類をインストールしていない。インストールしているのはポイント程度であるが、そのポイントは細かなのには入らずに捨てている。というか、半ば強制的に入らされたポイントアプリをインストールした程度である。そうだから、スマホの役割は少しだけ軽い。
スマホを買い替えるとき、スマホのケースと、スマホの画面をカバーするフィルム(ガラス製)をいつも買っている。しかもケースには、指を引っ掛けられるストラップを付けている。山歩きなので、スマホを落とさないためであり、落としたとしてもスマホ本体への衝撃を緩和するためである。
そのケース探しで気になったことがある。今回探していると、磁石付きのものがあった。充電時に便利だと説明してある。「でもね」と思う。磁石はキャッシュカードや通帳などの磁気テープに影響する。かつて銀行のATMでこれらが使えなくなった経験がある。原因は携帯用のキーボードに取り付けられていた磁石のようだ。
今は通帳が電子化され、キャッシュカードはスマホに飲み込まれつつある。
その電子化された通帳類は不便で、銀行の都合か、過去の記録がどんどん消されていく。それにスマホにカード類の代わりをさせると、盗難や紛失の場合、大変なことになる。金融リテラシーにおいて「分散投資が賢い」と金融庁がまくしたてているのに、そのお膝元の銀行やカード会社が「集中の勧め」をしているわけだ。「変なの」。
今の気分は次のとおり。
通帳やキャッシュカードは今のままでいい。ポイントには入りたくない。それらをスマホにインストールしても便利ではなく、かえって重たいスマホをいつも持参しなければならない。つまり技術に操られる身分に成り下がる。
磁石類の着いたケースは買いたくない。磁石のせいで変な虫が引っ付きかねない。男でも老人でも虫が付く時には付くものだ。
注:実はスマホ本体にもいろんな部品として磁石が使われている。しかしこれらの部品がキャッシュカードなどに影響することはほとんどないらしい。
2025/08/30