川北英隆のブログ

メルー山に登頂する

サドル小屋で深夜12時まで寝た後、翌1時にビッグメルーへと出発した。宿泊の装備を間違え、足先が冷えたため眠りが不十分だった。ツベコベ言っても仕方ないので、ヘッドライトを点灯し、登頂へと出発した。
最初は(周囲は漆黒の闇のため分からないながらも)灌木の中の道の緩い登りなのだが、そのうち明瞭に登るようになり、両側が切れ落ちた(復路に通ったところ、言うほどでもなかった)馬の背を越え、Rhino Point(3800m)という小ピークに出た。サドル小屋からよく見えるピークである。草が疎らに生えるだけになる。
その先、坦々とした登りではない。一度、爆裂火口の北側の岩場を、時には鎖を頼りにトラバース気味に高度差にして100mほど下る。岩はしっかりしている。
下りきった後は、爆裂火口の稜線にほぼ沿った登りとなる。途中で夜が明け、朝焼けた雲海の先にキリマンジャロの大きな姿があった。裾野も大きく、右手にマウェンジ(5149m)を従え、さすがアフリカを象徴する山だと思える。
キリマンジャロを見て少し登るとアンテナがあった。アルーシャ国立公園のためでもあり、スマホのためでもあるらしい。
このアンテナを越えると山頂への急登となる。火口壁の西側(爆裂していない側)を登るのだが、急登である。砂や土ではなく、しっかりとした溶岩壁のため、登りやすいのが救いだった。
山頂は狭かった。東側が爆裂のために切れ落ちているからだろう。リトルメルーと遠くにキリマンジャロを望むことができた。直下に中央火口丘もある。
下りは往路を戻る。サドル小屋での昼食を経てミリアカンバ小屋まで下った。ここで長かった登頂日が終わりである。小屋では(僕を含めた飲める者が)ビールで乾杯した。砂埃と寝不足のためか、この時点で風邪を引いてしまったようだ。
上の写真はメルー山の最後の登りである。右側の斜面を登っていく。下は山頂から見たリトルメルーと雲海から小さく頭を出すキリマンジャロである。ついでにメルーの地図(BBBikeのもの)もアップしておく。メルー山頂、リトルメルーに下線、小屋に○、出発ゲートに◇を入れておいた。
20260225メルー山頂を.jpg

20260225メルーからのキリマンジャロ.jpg

メルー.png

2026/02/25


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