川北英隆のブログ

『詳説 労働金庫』の上梓

クロネコがズシっとした荷物を届けてくれた。小判かなと思えるくらいだったのだが、荷札を見ると「書籍」とある。がっかりしたかどうかはともかく、「スピード感がある」と感じた。昨年度まで岡山大学の副学長だった三村聡氏の、いわば卒業記念本が入っていた。
掲題の『詳説 労働金庫: 勤労者福祉金融の歩みと展望』(金融財政事情研究会)2冊を手に取った。本書はページ数にして697ページあり、労作である。2014年に三村聡氏が執筆した『労働金庫 ― 勤労者自主福祉金融の歴史・理念・未来』(金融財政事情研究会)の改訂版の顔をしているが、実は中身がもっと多岐にわたっている。
というのも、今回はシステムを中心とする金融コンサルタントの本田伸孝氏、元財務省関東財務局長の古谷雅彦氏という強力な応援団が共著者として加わったからである。ついでに書けば、僕もちょこっとだけ末席を汚している。執筆準備は昨年度の早い段階から始まった。
本書の内容を少し説明しておくと、副題にあるように、労働金庫という金融機関がどうなっていくのか、過去から現在への歩みを分析しつつ、将来展望を描いている。もちろん将来展望は執筆者の観測や希望であり、労働金庫自身が描いたものではない。もっとも、労働金庫の幹部にヒアリングはしている。北海道から沖縄まで全国を飛び回ったので、それは大変だったらしいが。
ということで、銀行以外の金融機関がどういうものであり、どうなっていくのか、関心があれば本書を手にとってもらえればと思う。税込み5940円だが。現在、アマゾンで予約販売中、4/2配達とある。

2026/03/19


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