川北英隆のブログ

吉田神社の節分祭

今日は節分、明日から春だ。大学にいると節分を大いに感じる。というのも、吉田神社が節分で大いに賑わうからだ。
正月に大学に行ったことがないから、「一番」とは断定できないが、吉田神社にとって、多分一番の賑わいだ。
大学の正門は吉田神社の参道に面している。吉田神社とは、「紅萌ゆる」に出てくる吉田山にある神社だ。参道の南が元の教養の構内、北が本部構内であり、時計台がある。大学が神社の参道を借りているのか、神社が大学の構内を横切っているのか、どちらでもないのかは調べていない。
実は大学時代、節分なんてまったく知らなかった。勤めて始めて、吉田神社にとって節分が最大の稼ぎ時だと知った。屋台が軒を連ね、広い参道が人出でごったがえす。神社の境内に行くのに普段の5倍の時間がかかるだろう。
一昨年の夕方、吉田神社に出るという鬼を見に行ったことがある。寒いのでちらっと姿を見てすぐに帰ったが、ちゃちな鬼ではなく、迫力がある。一見の価値があるので、観光にちょうどいいと思う。残念ながら、立春の直前とはいえ、この時期が一番寒いから、鬼をじっくり観察するにはしっかりとした服装が必要だ。今日も比叡山に霧氷が見られた。鬼と一緒で、寒さも最後の一暴れというわけなのか。

2010/02/03


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