川北英隆のブログ

初春の京都の雪と柳

大学での用事が正午頃から夜にかけてあったので、鴨川の河原を歩いて大学に行った。北風が吹いていたものの、陽気は春、京都もいよいよ春の観光シーズン入り間近である。
河原の柳に緑が目立ってきた。河原にボケも植わっているのだが、赤い蕾が目立ってきている。河原は桜並木になっていて、その蕾にも赤いものが見え始めている。まだ3月10日過ぎだが、この調子だと早く桜の花が咲くだろう。ちなみに、大学の医学部の敷地に紅白の梅が植わっているが、その花は南アフリカから帰ってきたら終ってしまっていた。
その鴨川の河原だが、川の源流、北山は白かった。昨日、雪が降ったようだ。今日の朝、新幹線で来た人の話だと、米原付近が積雪のため、遅れたとか。
柳の新緑に山の雪、今日の京都は北国の春のようだった。こんな日、大学の用事で時間をつぶすのはもったいないような、でも仕方ないような。まあ、すがすがしい風景を見られただけで良しとしなければならないだろう。

2010/03/11


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