iPadのインチキ
表題はオーバーだが、内心はそのとおりに思っている。今日はブログを休むつもりだったが、緊急報告である。というのも、今日からiPadを使い始めたから。
好き好んでiPadを手に入れたわけではない。教授会をペーパーレスにするというので、iPadが強制的に導入されたからだ。
そのiPadだが、使っている人を横から見ていると格好良さそうだったので、買うべきかどうか迷っていた。そんなとき、教授会用に大学の経費で買って貸与するという知らせが届いた。期待していた。その期待のiPadを今日、手にしたわけだ。
使おうとして、まず「えっ」と思ったのが、iPadを初期設定するためにパソコンが必要なことだった。その時点で「インチキやん」と思った次第である。私の場合、パソコンは手元に当然あるのだが、でも最初のIT機器としてiPadを買った人ならショックだろう。
それはともかく、とりあえず非常に簡略化された説明書に基づき、iPadを初期設定した。その時に思ったのが、デザインは綺麗だが、「重い」ということである。これでは本の代わりにならない。一応褒めておくと、操作について、使いやすさという点では理解できるのだが。
しかも、重いにもかかわらず、初期設定もそうだが、iPadだけでは何もできない。要するにソフトをネットでインストールして、その後でお楽しみというわけだ。暇人でないと楽しめない仕組みとなっている。その割には、何回も言うが重いのが欠点だ。これならネットパソコンのほうがいい。立ち上がるのに時間はかかるが。
実は、もう5年くらい経つだろうか、iPodを手に入れて持っている。そのiPodはほとんど無用の長物のままだ。まあ、人それぞれなものの、自分自身はiPodやiPadには向いていないと確認した次第である。そうそう、家には軽い携帯用のパソコンもあるが、これも累計3台、安楽死もしくはそれに近い状態にある。要は不器用なのか。
2011/02/21
