川北英隆のブログ

金環食を撮る

今日は金環食。昨夜、京都の天気予報は曇だった。あまり期待せず、だから準備もなしに、携帯のアラームを6.30にセットして寝た。アラームで目が覚めると、部屋が少し暗い。曇りか。
と思ったら、空は予想に反して晴れていた。京都は6:17頃から欠け始めたようで、それでいつもより暗かったわけだ。
すぐにネットで確認すると7:30頃、京都はぎりぎり金環食になるという。事前に出回っていた注意に違反して、サングラスを2つ使って短時間観察した。確かに月が太陽の中にすっぽりと入り、瞬間的に金環食になった。2分間弱だった。
「日食を観察したのは小学校以来のこと」と書こうとして、以前も同じネタを使ったことに気づいた。2009年7月22日の日食に関するブログだ。
では、小学校のいつ観察したのか。前のブログでは不明のままだったが、今回よーく調べると、1958年4月19日の正午過ぎのようだ。八丈島付近が金環食、奈良は88%欠けたらしい。情報のサイトはhttp://star.gs/njkako/njkako.htmである。このサイトは2000年以降、手入れされていないが。
さて、その1958年4月19日は土曜日である。当時は土曜日に授業があったから問題ない。小学校の2年生のときだ。下敷きかガラスにロウソクでススを付けて観察するようにと教えてもらった。今は「ダメ」と言われている方法である。当時は教えを守り、太陽が欠けたのを分厚い下敷きで見ていた。周りが薄暗くなったのを記憶している。
写真が今日の京都での金環食だと言いたいが、素人かつ俄撮影なので、うまくいかなかった。しかし、怪我の功名か、レンズに反射した像が写っていたので、それをアップしておく。こういう写真はないだろうとも思うので(自慢?)。
そうそう、こちらが日食を観察していると、向かいのマンションのアンテナの上で鳩も太陽の方を神妙そうに見ていた。
金環食.jpg

2012/05/21


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