川北英隆のブログ

京都の店・本家尾張屋

ソバがいつ頃からあったのか。痩せた土地に育つ植物だから、大昔からだろう。では、それを今の日本ソバのように食べ始めたのは。この点、京都のソバの歴史は古そうだ。
今日、早い昼飯を食べに、富小路錦の少し下(南)、本家尾張屋の支店に行った。本店は御所の南、二条にある格式の高そうな店である。「たかがソバ」(ソバ好きの皆さん、ご免なさい)なので行ったことはない。もっとも、その本店の前は通ったことがあるし、本店の裏、烏丸通に面した売店に並んでいるくず餅やそば餅を買ったこともある。
今日の目当ては「朝定食」である。11時までやっている。500円でソバ(天カスソバ=関東のタヌキ、もしくはざるソバ)と混ぜご飯のセットが食べられる。量はそこそこあり、出汁の味もいい。ちなみに、関西で「タヌキ」と注文すれば、あんかけが出てくるので要注意である。
その朝定食を昼飯代わりにし、出勤した。まずは、朝のうちに家で作業して整えた、新しい留学生用の在留資格認定証明書類を大阪入国管理局京都出張所に提出しなければならない。その後に研究室である。朝方、久しぶりに雨が降って気持ちよかったので、天カスソバを食べのがアダとなった。歩くと汗だくである。夏はやはり冷たいソバだ。

2012/08/13


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