川北英隆のブログ

沖縄は風邪の特効薬

数えてみると今月ブログの数は月間として過去最低記録だった。理由の1つは、この1週間ほど体調不良だったためだ。胃腸をやられる風邪の症状のようで、文章を書く気力にも乏しかった。
よくぞ入学試験の2日間、持ったものだと思う。ぶっ倒れてみせて、待機している教員にバトンタッチかなと考えなくもなかったが、両親ではない、良心が咎めた。
しかも、入試が終った翌日、沖縄に用事があり、出かけることとなっていた。事前にあまり考えもしなかったのだが、沖縄便の飛ぶ関空まで、何と2時間もかかる。海外に行く時にいつも経験しているとおりなのだが、「国内便=簡単」との先入観があったため、改めて「飛行場までは国際便と同じ」と再認識させられた。体調不良の者にとって愕然である。
しかし、いいこともある。昨日の沖縄は小雨気味だったものの、暖かかった。関西から行くと、むしろ「春の小雨」のようで、爽やかさを感じさせる天候だった。しかも、バイキンマンではないが、風邪気味の体調にとって、「ジメジメしていて気持ちがいいなあ」というくらいだ。
加えて今日は一段と気温が上がり、初夏の雰囲気だった。昼飯は民家を利用した料理屋で、窓を大きく開け、庭に咲く花を愛でながらだった。海から吹き込む風が五月を連想させた。そのうち、風邪のことを忘れていた。
沖縄はいい。一度住むと働くことさえ忘れてしまいそうなくらいに。

2013/02/28


トップへ戻る