川北英隆のブログ

偽装の様々

偽装とは何か。今夜の鍋物に、京都の名物かどうかはともかく、生麩も入れた。何軒かある店の生麩は色粉(古いねえ、着色料)で染まっているとか。買う前に「色粉」とは書いてないから、一種の偽装かも。
その色粉から連想するのが化粧であり、「帽子」であり、果ては整形である。アメリカはケネディ大使の顔のシワをわが家で話題にしていたら、今週の週刊誌にも取り上げられていた。新聞の広告で見ただけだが。そのケネディ大使の比較として見出しの下に日本の女優の顔が3つあった。偽装とは書いてなかったが、偽装と思わせる取り上げ方である。
考えてみれば、顰蹙を買いそうながら、女性の化粧も、そのものが偽装の一種かもしれない。顔のどこにも「これこれの材料で塗りたくっている、香りを添加している」とは書いていないものの、実際には・・。これ以上書くと、どつかれそうなので止めておきたい。
その偽装を男性にもしきりに勧誘しているのが化粧品会社だ。そのうち、男も、朝には目の縁を塗りたくり、夜には特殊な洗顔剤でごっそりとはぎ取るのだろうか。夕食時にやっている気持ち悪いコマーシャルを思い出した次第だ。目そのものまで取れたらどうするのだろうと思っている。また、バラやジャスミンやジャコウの匂いを付けまくるのだろうか。
それで、偽装の取り締まりはどこまで拡大するのか。女と男に及ばないことはほぼ確定しているとは思うものの、誰かが「あいつは偽装や」訴えたらどうなるのかと、少し考えた次第である。

2013/12/14


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