川北英隆のブログ

卒業式に出席する

今日は大学の卒業式だった。「出られるうちに1つずつ経験しようかな」というので、今日は卒業式に出てみた。場所は「みやこめっせ」、学生用の席は余っていた。後ろの家族用の席は超満員だった。
要は家族用の席が少ないだけだろう。本人がいなくて家族だけが来ているとは考えられないから。
大学の卒業式に出るのは生涯で最初だった(修了式には出たことがある)。自分の卒業式にも出なかった。それで、「卒業式ってどんなのや」と興味津々だった。式では、かつての卒業証書、今は学位記が代表者だけに手渡される。昔で言う総代に、コンパクトになった卒業証明書が渡されるわけだ。総代でない学生は式に出席した後、事務に出向いて学位記を受け取る。
その大切な学位記を受け取った後、ゼミ生が研究室にやって来た。僕が東京に出かけるまでの小一時間、学生と雑談した。事前に「来るで」と聞いていたので、何もなしでは愛想がないから、コンビニで割引きのない高いビールとつまみを買っておいた。卒業記念の乾杯というわけだ。
この時に気づいたのだが、1つは学位記に押してある印が印刷だということ、留学生には日本語での学位記の他に英語のものがあり、そのサインはどうも手書きだということである。で、「留学生はええなあ」となった。ついでに、もう1つ気づいたことがある。以前から不思議だったのは、学位記と一緒にもらうノート型の分厚くて立派なカバーの左右に学位記を挟めることなのだが、実はこのカバーの方式、留学生を意識したものではないかと直感した。これが本日の大収穫だろう。
竹中工務店に就職する学生を除き、今日集まった者は全員が東京勤務とのこと。また飲む機会があるだろう。

2014/03/25


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