川北英隆のブログ

京都の街中の猫事情

鴨川の猫の数が減ってきた。それでも荒神橋の付近に猫はいるが、その奥で建築工事が行われている。全容は未定なものの、とりあえずは保育園である。猫達の居住スペースは限定されるだろう。
優雅人の多くが去ったため、橋の下の猫達の数も激減している。二条大橋には少なくとも1匹、器量良しの三毛猫がいる。どこかで優雅人がアルミ缶収集の仕事を続けているのだろう、仕事ついでに、その三毛猫に水と餌を与えているようだ。
その代わり、街中で何匹か猫を見つけている。
かつてシャーちゃんのいた小さなビルでは、シャーちゃんの代わりに2匹の猫が餌をもらっているようだ。昼間、猫の姿はない。たまたま先日の夜、その前を通ったら、ビルの入口にある小屋根の上に1匹、えさ台の上にも1匹いた。両方とも薄い茶色の猫だった。
わが家の近くの駐車場には親子がいる。子猫が2匹、母親が1匹のようだ。白が基調の猫で、所々にトラ模様の斑が入っている。こちらは早朝に出没するようだ。大文字に散歩に行く時、2回見かけた。
もう1箇所、三条通の裏手近くに2匹の黒猫がいる。お婆さんが、「あんた、これ嫌いなん」と言いながら餌を持ってうろうろしていた。黒猫らはすらっとし、目が黄玉のように光り、毛並みもつやつやしている。明らかな飼い猫である。
以上、いろいろと猫を見つけているが、どれもこれも人懐っこくない。呼ぶと警戒しながらこちらを見るが、近づくと逃げてしまう。こっちも通りがかっただけなので、手なづける時間もないし。ということで、定期的に観察できる猫は依然としてゼロである。

2014/07/29


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