川北英隆のブログ

獺祭購入のその先の顛末

9月末、店の中から呼び止められたように思い、獺祭の発泡にごり酒を購入したことはすでに書いた。その時、獺祭の人気が一時ほどではなくなったのでは、もしくは増産しているのではと思った。
店は東京駅から近いので、しばらくした後、時間を見つけてもう一度その店に寄ってみた。と、次の獺祭の入荷予定が10月上旬だと書いてあった。実は寄った日が10月上旬だったため、「もう上旬やんか」とも思ったが、仕方ない。
先日、またまたついでがあったので寄ったところ、2種類の獺祭が並んでいた。最初に目に入ったのには「温め酒」と書いてあった。どうも冬季限定のようだ。燗の趣味がないのでどうしようかと迷っていると、隣の列の奥に違った獺祭が1本だけ残されていることに気づいた。「磨き二割三分」である。獺祭には「磨 その先へ」という超高級ブランドがあるが、そんな趣味もないので、自分で飲むだろう最高ブランドである。「最後の1本、ラッキー」ということでそれを購入した。
家で飲んだところ「美味い」である。まあ苦労して(って大したことはないが)手に入れたせいもあるだろう。
というので、満足した。店名を書いておくと、山口館である。この店のチリメンジャコが好きで(安くて美味い)、何回か買っている。以前は通販でも獺祭はそんなに高くなかったのだが(東京での酒持参の飲み会用に買ったこともあるし)、今年に入って高騰したようなので(安倍ちゃんが来賓に配るからか)、山口館を思い出した次第。
正直なところ、日本酒は、量を飲まなくても翌日が重い。アルコール以外の雑成分が多いからであり、肝臓に一番良くない。また、味のバリエーションに乏しい。この点でワインに劣る。ということで、たまに飲めば満足。どちらかと言えば獺祭でも「発泡にごり酒」が一番好みである。とはいえ、一度山口館を訪れて運良く獺祭の何かを手に入れ、お試しを。
そうそう、獺祭(旭酒造)のHPに、通販でのプレミアム価格に対する注意書きが掲載されている。こちらも読むべきだろう。

2014/10/13


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