川北英隆のブログ

みずほFGリスク員会委員

いい加減な性格でも、山歩きをしていると慎重さが出てくる。だから保険会社に勤めたわけではないが。何を書きたいのかというと、みずほフィナンシャルグループの人事異動に僕の名があり、意外だったことだ。
とはいえ迂闊な話で、3/13の公表文書である。それを今日、知った。ものを書くためにいろいろと検索していると、ついでに引っかかっり、公表されていることを知った次第である。上位で検索に引っかかったのは、みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)が上場企業だからだと思っている。
もう少し説明しないと意味不明だろう。
あまり他人に話すべきことでもないので、必要以外は話していなかったが、昨年3月から事情があり、みずほ証券の社外取締役に就任している。そのすぐ後、7月からみずほFGのリスク委員会の委員になった。とはいえ、みずほ証券の取締役になったことは大量の情報に埋もれている。だから、あえて話す気もしなかった。
取締役と同様、リスク委員会委員も1年任期のようで、役員人事とほぼ同時に今年の取締役会に再任が付議されたらしく、この委員会の委員(3人)の名前が公表されていた。規制上、リスク管理の強化が世界的に規模の大きい金融機関に求められているため、取締役で構成する委員会(指名委員会、報酬委員会、監査委員会)と並び、専門色の強い、しかし重要な委員会として、リスク委員会をみずほFGは設置している。
それで断りだが、証券会社に一応属しているとはいえ、業務を行っているわけではないので、ブログをはじめいろんな記事では証券市場やそこでの仲介機関に対する中立的な立場を引き続き保持してきたつもりである。残念ながら、インサイダー取引規制上、証券の自由な売買ができないので、証券投資に対する高い関心は少し薄れているが(真剣に考えたところで、売買できるわけがないため)。

2015/07/02


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