川北英隆のブログ

京都もようやく酷暑の峠越え

毎回のようで申し訳ないながら、京都への観光客が多いので、そのサービスになると、今日の京都の情報である。ようやく普通の(僕らが子供の頃の)夏に戻ったと書いておきたい。
昨日、ついに35度超えにならなかった。12日連続で終わった。それでも33度前後までは上がるが、これなら僕らの感覚として普通の夏である。日陰で昼寝をしていれば、クーラーを入れなくても何とかなる。
熱帯夜はその前日から終わっていた。布団をかけずに寝ていれば、それなりに寝られる。というのは嘘かな。日中、目が閉じそうになるのは(時には閉じてしまうのは)、夜中の暑さのせいだろう。
荷物を背負い大文字山を越えて帰っても、汗はかくものの、足取りは順調である。蹴上の上、日向神社に下りてくるとハンミョウが何匹か遊んでいる。彼らに「元気やったか」と挨拶する(実際にするわけではなく、目配せする)ゆとりもある。
京都の夏の祭りはほぼ終わった。残す大物は五山の送り火だけである。週末は晴れて再び暑くなりそうだが、これまでほどではないと期待したい。
でも、と思う。これからも毎年、この暑い夏が来るのかと。そうであるから多分(他の要因も含めてだが)、日本人の平均寿命は短くなっていくと思う。変な延命治療を拒否する覚書も一般化するだろうし。

2015/08/13


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