川北英隆のブログ

毎日放送の生番組に出演する

今日の午後3時過ぎから、毎日放送の生番組に出演した。バラエティというのだろうか、コーナーの進行役こそお笑い芸人ではないが、レギュラー出演者はバラエティというに相応しく、多様だった。
番組全体のタイトルは「ちちんぷいぷい」である。
事前に渡された紙で確認すると、トミーズ健、沢松奈生子、ロザンの名がある。
それで何のことを話したのかというと、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が昨年度、5兆円の損失を出したと推計できることと、その損失金額の公表日を参院選後にしたことについてである。
僕は質問されて答える役割だった。答えた内容は、これまでブログに書いてきたことと大きなブレはないと思う。一点だけ、損失金額の公表日が参院選後になったことに対して、さすがに直接的に答えるのはどうかと思ったので、「(GPIFの職員の)筆が遅いのと違うやろか」と、少しオブラートに包んで、もしくは皮肉を込めて答えたが、その意味をどこまで理解してもらえのかが多少心配だが。
で、肝心のパラエティの状況だが、場所は、大阪は阪急梅田の北東にある毎日放送のビルだった。1階に受付があり、そこで担当の記者に出迎えてもらった。2階に控室があり、そこで最終打ち合わせとなる。その後、簡単にメイク(髪型とドーラン)をしてもらい、時間になると階上の撮影現場(スタジオというのかな)に向かう。現場の雰囲気はバラックを思わせる。カメラが4台だったかあり、自分たちの写ったモニターも2台で直接見ることができる。
バラエティは、インタビューされるよりも楽だと思う。適当にというのは語弊があるだろうが、一対一のインタビューよりもリズム感覚が得られる。いろいろ気を使う僕として(どこがやねん)これが最大のメリットだったのだが、カメラを意識せずにすむ。それに、周りが大阪弁だったので、こちらもバイリンガルとして(これも「どこがやねん」かな)、得意な方の言語(つまり大阪弁というか奈良弁)を使える。それだけに、軽率に受け答えしてしまいがちになるが。
以上、貴重な体験の報告である。「この程度の番組なら、いつでもOK」と言いたいところだが、すぐ上で述べたように、舌禍事件も簡単に生じそうである。

2016/04/26


トップへ戻る