川北英隆のブログ

釈迦岳からリトル比良-2

比良駅から釈迦岳へは一般的な登山道が付いている。詳しく書く必要もないので、簡単に書いておく。駅の標高が90メートル弱、山頂が1060メートルだから、1000メートル近くを一気に登ることになる。道は整備されている。
比良の駅の出口は北側にある。すぐに高架の線路をくぐり、北西の車道を歩く。道標はなかったと思う。蓬莱山から釈迦岳まで、比良の東側の主稜が目の前に迫っている。
車道は国道に突き当たる。神社がある。国道を右に折れ、すぐに左に折れて国道を離れる。後は車1台通れる程度の地道になる。道なりに登っていく。高速道路をくぐり、左に堂満岳への登山道を分けて橋を渡ると、右手から立派な車道が合流する。バスもあるとのこと。そこがイン谷口だ。
沢を右手に見ながら舗装道路を登っていく。途中にあるはずの尾根を直登するワンゲル道の分岐を見逃した。じきに小屋があり、その先から登山道になる。神璽の滝への道を左手に分け、本格的な登りになる。広葉樹と、松を中心とする針葉樹が混じった林の中の道である。かつてロープウェイもあったようで(使ったことがないので、記憶にない)、その跡も残っている。
緩みの少ない、しかし整備された直登が続く。このため、ペースをつかんで登ると意外に早く山頂部に着く。所々、琵琶湖側の展望がある。
傾斜が緩み、ワンゲル道が合流し、比較的背の低い広葉樹の林になると、すぐに山頂である。木々が花を付けている。ウツギやドウダンツツジの類(ツリガネツツジ?)が目立つ。写真は山頂の少し北側にたくさん咲いていたタニウツギである。
タニウツギ.JPG

2017/06/06


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