川北英隆のブログ

初秋の比良を歩く

先日、トレーニングがてら比良を歩いた。湖西線の和邇(わに)駅から霊仙山を越え、権現山、蓬莱山、打見山へと縦走し、湖西線の志賀駅までである。1000メートルばかりの山とはいえ、紅葉が始まっていた。
和邇は、僕の両親の実家のある村と同じ地名(ただし、和爾)である。このため、一度は下車したい駅だった。実際のところ、とくに代わり映えしなかったが。
和邇から栗原まで江若(「ごうじゃく」と読む)バスに乗った。大した距離ではなく、260円を支払った。歩いてもよかったのだが、歩くには道が少しごちゃごちゃしていた。
栗原から車道を歩き、登山口に向かう。脇道もあるが、基本は登り道を歩く感じか。舗装が途切れ、左手にNTTの電波塔への道を分ける箇所が登山口である。そのまま直進するのが比良の稜線への近道である。権現山に直接登れる。
今回は電波塔への道をとった。一応舗装されている。電波塔に着くと、道をはさんだ向かい側に登山道が付いている。急な斜面を直登する感じで霊仙山に着いた。少し下り、登り返すと先の分岐からの登山道と合流する。
再度、急坂を登ると権現山に着く。比良の稜線のほぼ南端に位置する山である。大学時代、稜線の反対側、花折峠から権現山に何回か入った。数年前、日経の加藤さんと比良を歩いた時も花折峠側から入った。
後は展望を楽しみながら蓬莱山まで歩くだけである。この歩きで比良の紅葉に出会った。まだ少し早いのだが、それでも季節の移り変わりを実感できた。
写真は縦走路からの蓬莱山である。手前の稜線で紅葉が始まろうとしている。
蓬莱山を.JPG

2017/10/11


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