川北英隆のブログ

州都サンタフェへ

アルバカーキはニューメキシコ州で最大の都市だが、州都ではない。州都はアルバカーキの北東約100キロにあるサンタフェである。アメリカ建国よりも前、1607年にスペイン人が入植した歴史的な町である。山裾にあり、水に恵まれ、気候も良い。
そのサンタフェへ、学会の合間を縫ってSR氏夫妻と出かけた。
当初はレンタカーを借りるのが簡単、片道1時間程度ですぐだと思っていた。現実はというと、アルバカーキが人口50万人程度、かつ住民は当然に車を持っている。このため空港にしかレンタカーがないとのこと。
ついでに書いておくと、市内にタクシーも少ない。「どうするの」と他の知り合いの日本人(早稲田大学のTH氏)が質問したところ、「ウーバーを使ったら」とのことらしい。観光客にとって面倒な社会になってきた。なお、空港ではタクシーが待っていたから、「行きは良い良い、帰りは恐い」というところだ。
SR氏が調べたところ、サンタフェへは早朝から列車(ディーゼル車)が走っていて、それが便利だとのこと。ホテルから駅までも近い。切符は車内で買う。アルバカーキとサンタフェの往復が10ドルである。
地元は通勤列車の感覚で使っている。写真がその列車である。
レールランナーと名付けられていて、ロードランナーを真似たのだろうか、写真にも写っているように、車両の側面に赤と黄色の大きな鳥が描かれている。2階建て(正確には3段)の大型車両である。車内はすごくという程ではないものの、綺麗だった。
アルバカーキの列車.JPG

2018/03/27


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