川北英隆のブログ

ピトン・ド・ラ・フラネーズ-2

朝食をロッジで食べ、ピトン・ド・ラ・フラネーズに向った。日本を出るときにはカルデラ内の立ち入りが禁止されていて、カルデラの縁から展望できるだけで仕方ないと思っていた。入れると知らされて嬉しかった。
ロッジからカルデラの縁まで15分程度、そこからジグザグの道をカルデラに下る。景色を楽しみながらでも15分あれば下りられる。カルデラの中は溶岩が覆っている。ハワイ島のマウナロアの大きなカルデラを思い出した(頂上への道から展望しただけだが)。
レオ火口の横と、チャペルと呼ばれる小さな溶岩ドームの横を通る。後者の付近からピトン・ド・ラ・フラネーズへの登りとなる。太陽が高くなってくると、東側の海から雲が上がってきて、薄く山腹にかかるようになった。
溶岩の間に付けられた道を登り、ピトン・ド・ラ・フラネーズの火口壁にたどり着く。火口に下り立ってから2時間くらいだった。写真が火口である(レンズは魚眼)。火口のそこから蒸気が上がっている。火山活動が活発になっている証拠だろう。
最高点はこの火口の縁よりももう少し高く、右端に見えている。最高点の付近にも小さな噴火口がある。
しばらくすると霧が上がってきて、火口の中に薄く虹がかかった。レユニオンでは虹を何回も見た。京都は虹の都、レユニオンは虹の島か。
火口の展望を楽しんだ後、ロッジへの往路を戻った。
ピトンドラフルネーズ火口.JPG

2018/04/28


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