川北英隆のブログ

パプアニューギニアは避暑地か

パプアニューギニアを訪問した。何人かに「パプアニューギニアで避暑や」と嘯いていた。現地の気温を調べるとおおよそ最高気温30度、最低気温25度の状態が続く。8月は乾季のため、雨季よりも気温が少し低い。「京都より過ごしやすいかも」と、本気で期待した。
今回はニューギニア島の背稜山脈の北側、セピック(Sepik)川を訪れた。ニューギニア島の大河の1つである。2003年にウイルヘルム山に登っているから、今回は2回目のパプアニューギニアだった。
その名もPNG(パプアニューギニア)ジャパンという専門旅行会社に手配をお願いし、4人で旅行した。
パプアニューギニアへはニューギニア航空の直行便がある。首都のポートモレスビーに朝着く。そこから国内便に乗り継ぎ、北部にあるウエワク(Wewak)に行く。ここは第二次世界大戦中、日本軍の拠点となった町である。
なお、9月からニューギニア航空はポートモレスビーへの直行便を取り止め、ミクロネシア連邦・チューク国際空港を経由することになるらしい。時間が余計にかかる。
ウエワクから車でセピック川の中流部、パグウィ(Pagwi)という町に向かう。南に戻る感じになる。パプアニューギニアには道路が少なく、陸路でセピック川流域に入れる箇所は限られている。小型飛行機で乗り付ける方法もあるらしいが。
パグウィからボートをチャーターしてセピック川の文化を訪ねる。精霊、木彫り、仮面舞踏などが残っているはずと思っていた。宿泊はセピック川沿いの村のゲストハウスである。どんな旅行になるのか、これも楽しみだった。
最初の話題に戻り、では避暑を楽しめたのかと言うと、これは大きく外れた。気温は京都より少し低いかもしれないが、湿度が高い。パプアニューギニアは南半球にあって冬の時期だとはいえ、赤道に近いために日差しが強い。結局のところ、朝は涼しいのだが、すぐに暑くなる。
加えて、ゲストハウスにはシャワーがないため(当然だが)、1日の汗を流せない。ねとっとした感じが暑さを増幅させる。パプアニューギニアで避暑とは無理な相談だった。
写真はセピック川の川岸に係留された我々のボートである(現地人が籐の椅子を運んでいる脇の舟で、手前の2艘とほぼ同じ大きさである)。後ろに40馬力の船外機(エンジン)が付いている。見たかぎり、ヤマハ製が独占していた。
要はエンジン付き丸木舟であり、これが普通だった。他の形態のボートは皆無に近かった(2艘だけ見た)。この舟に我々4人と現地人が2-4人程度乗った(現地人の人数は場合によって異なる)。荷物も同じ船に積み込む。
写真でも少しわかるように、乾季のため川の水量が少なく、係留された場所までは高度差がある。雨季には水の流れる泥地から乗ることになる。
20180812セピック川の舟.JPG

2018/08/12


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