川北英隆のブログ

大文字山倒木の再々調査

今日、トレーニングがてら再度大文字山を歩くことにした。蹴上から入り、銀閣寺に下った。倒木の再々調査を兼ねていた。結論は、まずまず歩けるようになっていた。
少し湿気が多かったものの、晴れもせず、曇りもせず、まあまあの天気だった。
さすが3連休の一日、日向神社の手前で一人を追い抜き、神社で山から下りてきたのに出会った。その下りてきたのが「倒木が多い」と教えてくれた。「まだ片付いていないのか」と思った。
神社から先だが、11日に歩いたときには、石段の道にまだ倒木が重なって歩きにくかった。それを避けることにした。石段を避けるには右手の杉林の斜面を登ればいいと思っていた。下草が少なく歩きやすそうだったので、それを決行した。しかしながら、傾斜がきつく、手を使わないといけない部分もあった。「次回、登るのは嫌やな」と思いながら、何とか尾根にたどり着いた。伊勢神宮遥拝所への尾根道である。
送電塔のある箇所、鞍部(石段が登ってくる部分)のすぐ上だった。鞍部に下り、石段を見下ろすと倒木がかなり片付けられていた。無理して斜面を登る必要がなかったようだ。
鞍部からの上の倒木もかなり片付けられていて、登りやすくなっていた。登り終え、平らな部分になると、倒木が残っていたが、跨げばいいだけである。
最初の小ピーク(神明山、地形図にある218メートルのピーク)を越え、鞍部(山科と南禅寺からの登山道の合流点、七福思案処と呼ばれている所)へ下り、登り返して再び平らな部分に出るが、ここも跨げる倒木が残っている。
山科の展望台を過ぎ、大日山(地形図にある326メートルのピーク)の登りになる。この部分は今までのコースが倒木で通れなくなっているようで、古いルートに「迂回路」の表示が出ていた。僕は台風の後の2回ともこの古いルートを上り下りしているので、今までのコースの状況を知らない。現在、この登りが最大の「難所」だろう。
前回の調査で倒木が折り重なっていた大文字山への最後の登りの始まり付近(350メートルの等高線の上付近)だが、まだ倒木が折り重なっているものの、倒木の枝が刈り払われ、ルートの表示(テープ)も付けられていた。倒木の間を比較的簡単にすり抜けられる。
その後も倒木は残っているが、大したことはない。
銀閣寺側への下りはほぼ完全に復旧したはず。というのも、おじさんが1箇所残っていた倒木を切っていたので。チェーンソーかと思ったら手動式だったが。
ついでに追記的に書いておくと、銀閣寺側からの旧道だが、倒木や折れた枝が増えていた。台風で倒れかけていた木が、その後の風で簡単に倒れたのかもしれない。
それはともかく、これで大文字山のコースはほぼ復旧である。トレーニングも普通に近くやれるようだ。というので、青きカッチン(9/2)の続きである。
枝付きカッチン どっとこぼれて 野分あと

2018/09/17


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