川北英隆のブログ

有名になった周防大島

昨年1月に訪れた周防大島(山口県)が有名になっている。8月、行方不明になった子供をボランティアで来たおっちゃんが簡単に見つけた出来事の舞台も、大阪の刑務所から逃げた囚人がしばらく暮らしていた場所も、この周防大島である。
この島に実家のあるニッセイの同期、光月君に言わせると、子供が行方不明になった村は、子供が泣くと村全体に聞こえるくらい小さいそうだ。それなのに、大掛かりに捜査して2日間見つからなかった子供を、3日目、おっちゃんがやってきてたった15分で見つけた。「不思議な事件」と光月君が評している。
最近あった事件は、逃走囚が周防大島の道の駅で寝泊まりしていた。場所はサザン瀬戸東和という名の道の駅である。
そういえばと思い、地図を立ち上げて調べたところ、昨年、光月君の車で立ち寄っていた。島の東部にある一等三角点、大見山に登り、その後で星野哲郎記念館に行き、土産を見ようと道の駅に立ち寄った。
ニュースによると、そんな島の道の駅の倉庫に逃走囚が1週間も泊まり(泊めてもらい)、お礼にと軽トラック荷台一杯分の草刈りをしたそうだ。
大島には四国八十八ヶ所の小型版、島遍路(周防大島八十八ヶ所)がある。光月君によると、四国同様、島人はお遍路さんに温かいそうで、「逃走囚にも居心地が良かったのだろう」と評していた。
いずれにしてもいい島である。山歩きのことはブログで書いた。サイクリングのために訪れる観光客も多いそうだ(逃走囚みたいだが)。瀬戸内海を見ながら走れるし、アップダウンもかなりあって面白そうだ。でも、観光客は増えているのに、島に大したお金は落ちないそうだが。
写真は道の駅「サザン瀬戸東和」付近(確か星野哲郎記念館だったか)からの瀬戸内海である。その海を見ながら、中学生の頃、小豆島から見た瀬戸内海の透明度の高さを思い出した。
20181006周防大島.JPG

2018/10/06


トップへ戻る