川北英隆のブログ

高校の同窓会に出席する

この秋のシーズン、季節がいいこともあり、いろんな行事が催される。高校の同窓会も最近では11月に毎年開かれる。今年も(去年もそうだったと思うが)、とくに予定を入れてなかったので出席した。
一人、釣りが趣味の同級生がいて(会社が一緒だった)、今年は鮭を追いかけて釣り旅行らしい。羨ましいと思った。
というのも、同窓会に出席するメンバーがほぼ固定していて、1年毎だと目新しさがない。もちろん「たまには会って近況を知りたい」のもいるのだが、それだけのことなら、個別に連絡を取り合って会うのがいい。
同窓会で思うのは、卒業後49年も経つと(計算してるのがいて、49年らしい)、生活環境が異なり、人格というか人相というか風貌というか、それらが変わってしまう。
猫でもそうだが(猫で言うなというところか)、生まれは一緒でも、飼い猫になるか野良猫になるかでは猫格も猫相が大違いになる。わが家で飼っていた猫は元野良猫というか捨て猫だったが、飼い猫になり、何年か経つと自分が猫だとは思わなくなっていた。
同級生も、誰か分からなくなっているのもいる一方、すぐに分かるのもいる。よく話したかどうかにもよるが、そんなに話していなくても「そや」というのもいる。比較的美人だった(比較的ってどういう意味や)女性が普通になっていたり、そうでもなかったのが(ますます問題かな)上品になっていたりする。
簡単な近況報告を聞いていると、病気や老々介護の話が何人かから出ていた。出席できるのは比較的健康なのが多いのだろうが、もうじき70歳だし、どうなっていくのか。
来年は卒業後50年、盛大に同窓会をやるとか。やはり出席しないといけないような。今回出席していなかった比較的美人だったのが、本物の美人になって出席するかもしれないし。そんなん、70歳近くにもなるとありえないか。
追記:比較的美人とか何とかの記述に関して身内から反乱があった。「他人のことを言えるんかいな」と。確かに、「すみません」である。

2018/11/18


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