川北英隆のブログ

見たら忘れられないロクタク湖

マニプール州の観光資源で最大のものはロクタク(Loktak)湖ではないだろうか。マニプール州の滞在が2泊、観光したのが1.5日だったから、未知の部分が多いのだが。
レッドヒルを慰霊し、さらに南に下ってインパール盆地の南端付近にあるロクタク湖を訪れた。南北13キロ、東西9キロほどの淡水湖である。東側にケイバル・ランジャオ(Keibul Lamjao)国立公園があり、湿地帯となっている。ここにはサンガイ(Sangai)という地元特有の鹿が生息している。高台からその鹿を観察した。メスを見るかぎり奈良公園の鹿と大差なかったが、オスの角はもう少し立派か。
その後、まずは湖にボートで乗り入れ、真ん中の島にある漁師の家に立ち寄り、お茶と魚の天ぷらやエビのかき揚げを試食した。なかなか美味かった。次に湖の縁にある丘に上り、レストランで昼食を取った。これが一連の観光コースらしく、他の外人もいた。
それはともかく、ロクタク湖の最大の売りは「リング状の島」である。たくさんの輪が浮かんでいる。グーグルアースで見てもらうのが一番だろう。と言ってしまうと身も蓋もないので、丘の上から撮った写真をアップしておく。ついでにグーグルマップからの切り抜きも。
この湖の写真を事前にインドの観光ガイドで見ていたので、その風景を窓の外に見つけ、インパール空港に下り立つことを運良く知った次第である。一度見たら忘れられない光景だと言える。
水草を集めて漁師が人工的に作った島だと思える。島の中で魚を養殖しているのかもしれない。湖が浅いからできるのだろう。
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20181216ロクタク湖Google.jpg

2018/12/16


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