川北英隆のブログ

流浪の外国人が京に溜まる

ラグビーのワールドカップが始まった。それと歩を合わせるように京都は秋の(実際はまだ夏のように暑いものの)観光シーズンに突入しようとしている。おかげで被害を被った。
というのも、近くに外人向けに近い一杯飲み屋(バル)があり、その店が迷惑極まりない。
店は通りから見えるように大きなテレビを据え付けていて、ラグビーの中継を流しているらしい。そのテレビに多くの外人が群がっている。店の中ではなく(中にもいるのかもしれないが)、多くは通りにいるようだ。その外人が騒々しい。
昨日だったか(関心が薄く、また高齢とともに日時の記憶が弱まっている)、日本とアイルランドの試合が始まったのを知ったのは、彼/彼女らの歓声である。どちらを応援しているのか、歓声だけから判断するのが難しかったものの、最後は「ニッポン」との声がして、日本の応援に切り替わったようだ。アイルランドから大勢の観光客がやって来ているとは思えないことだし。
今日、このブログを書いている最中にも歓声が聞こえる。外国同士の試合が始まったようだ。とはいえ、昨日ほどの熱狂ぶりではなかった。試合中にもかかわらず談笑しているから。ラグビーはビールのツマか。
それにしても、こらからほぼ毎日、同じような騒がしさが続くのだろうか。宿泊地の遠い野良外人が(野良は失礼か、流浪の民も失礼か)特定の場所に集まるのは仕方ないとして、その歓声は近所の店にも迷惑だろうに。
実際、一杯飲み屋の周りには飲食店や宿泊施設が多い。それらから文句の声が上がらないのだろうか。外人だし、「アホんだら」では語気しか伝わらない。それに体が大きいから、万が一にでも殴られたらとの躊躇がある。
残念ながら季節はやはり秋である。夏にいっぱい飛び交っていた蚊も、疲れてしまったのか、少なくなった。(刺す蚊はメスだし)彼女らが元気であれば、「こんな外に長居したらあかん」となるのだろうが、それもあまり期待できない。
しばらく耐えるしかないのか。
考えるに、最近、丑三つ時に町中を叫びながら歩く日本人がいる。それよりは健康的だし、時間帯も許せる。そもそもこっちも真剣に研究しているわけでない。「1ヶ月程度の辛抱やし」と我慢かもしれない。

2019/09/29


トップへ戻る