川北英隆のブログ

夢に出てくる町家を通る

今日は郡山に出掛けた。農協に用事があったのと、年末の前に実家の手入れをしたいがためだった。温かい一日、用事が多少片付いた。
郡山の農協(JA奈良の郡山支店)は市内の北側にある。近鉄の郡山駅と九条駅の間にあるため、少し歩かないといけない。郡山駅から、矢田筋、柳町を通り、堺町に入る。かつての郡山の繁華街なのだが、今は駅前を除いて活気がなく、家も歯抜けになっている。
堺町の北側は子供の頃、あまり行かなかった。子供の感覚では遠かったから。しかし、大人の足で歩くと大したことはない。
その堺町の北側、行かなかった理由がもう1つある。それは迷子になる夢に何回か登場する町家があり、別世界の雰囲気だったから。写真がそれである。
何の変哲もない、むしろ立派な家なのだが、子供にとって冷たい感じがしたのか。
それと同時に、幼稚園に入る1年前だったか、北郡山にあった借家から市内の家に歩いて引っ越したのだが、その中間点付近がこの家だった。住み慣れた家を離れてしまったという寂しさが強くなり、迷子になったように思ったのだろう。
この町家の先は坂になっている。その坂を下りきると、かつては小さな池というか沼があった。今でもその名残がある。今日初めて知ったのだが、その沼地にはお稲荷さんが祀られており、出世稲荷と名付けられていた。そのお稲荷さん、子供の頃どこにあったのか記憶に定かではない。
北郡山は土地が低い。佐保川と秋篠川が流れている。そこから小高い郡山の中心部に入ることが夢だったのか、だから出世稲荷なのか。そんなことを思ってしまった。その出世稲荷のすぐ北側が大きな車道になっていて、その右手に農協がある。
20191216堺町の民家.jpg

2019/12/16


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