川北英隆のブログ

電話会議と0120局番

コロナのため、東京に出かける用事が急激に減った。移動時間がない分、時間的な余裕が出てきた。運動不足になり、家にいると食べすぎになるかもしれないが。代わりに電話やネットを使った会議がほとんどになった。その会議に関しての現状報告である。
Skype やZoomを利用したテレビ会議の機会が増えているが、これらは快適でない。利用者が増えているためだろうか。
かつてSkypeは比較的快適だったのだが、今は音声が悪い。Zoomの音声の方が良好なように感じているが、それでも音声の遅延が著しく、適切な会話にならない。大企業の場合、専用回線を使ったテレビ会議システムが必須だと思う。
以上は僕の経験である。ネット環境などによる差があるのかもしれないが。
この点、電話会議はというと、相手の顔が見えないのが当然の難点ながら、少人数の会議に適している。音声は快適であり、声で誰が喋っているのかも分かる。
この電話会議、0120局番を使ったのが多くなっている。たまに電話するのならともかく、会議でしょっちゅう電話するのなら0120がありがたい。
それで0120だが、僕は携帯からだと繋がらないと信じていた。通信会社や旅行会社に連絡するのに、携帯からだと繋がらず、不便だと常に感じていたからだ。
だから、これまで0120会議には固定電話を使っていたのだが、「ひょっとして」と思って調べると、携帯からでも繋がるではないか。繋がらないのは0120の設置を申し込んだ者が、携帯の高い料金負担をしたくないと考え、「携帯から繋がらない」設定にしてくれと、電話会社に依頼したからにすぎない。
そこで思うに、上で書いた通信会社が(大手3社ではなく、NTTの子会社かひょっとして孫会社が)、0120に携帯から繋がらない設定にしたのは妙である。しかも電話すると、担当者が出てくるのに結構待たされるので、「お金がちゃりん、ちゃりんと落ちていく音がする」。子会社とはいえ曲がりなりにも通信会社、「ちゃんとしといたれや、サービス悪いで」。
遠隔会議から話題が逸れた。中小企業の場合、会議の多くは少人数だろうし、0120の電話会議で相当程度対応できるのではなかろうか。自宅勤務なら通勤時間と交通費が節約できるので、電話代が多少かかったとしても採算がとれるように思う。

2020/04/15


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