川北英隆のブログ

大水の後の鴨川を歩く

今朝も京都では相当の雨が降った。昨日ほどではないので、直後には見に行かなかった。午前の用事が終わり、午後に鴨川をパトロールしただけ。猫か犬かいな。
川沿いの歩道には市の車が入り、ゴミなどの処分が進みつつあった。それでも、まだ丸太が歩道に転がっていたりする。中洲の草も水で倒れていて、そこがカモの休息場になっているようだ。
そんな中、カメを見つけた。かなり高い場所にいる。何亀かは不明なものの、鴨川に相当数のカメがいるのは確かである。
写真がそのカメである。金網の中に入っている。かつて「優雅人」と僕が勝手に命名した浮浪者達の、立派な小屋があった場所である。猫や犬も住んでいたなと思い出した。
ブログを書きつつ、このカメの写真の小さな目を見て思ったのだが、外に出たいのに出られないで、悩んでいたのかもしれない。そうだとしたら悪いことをしたなと思う。
写真を撮った時には、単に大水に流されないよう避難しただけかなと思っていた。助けを求めるようにこちらを見ていたのなら、「ゴメンね」だ。でも、かつて飼った経験からすると、カメは狭い隙間から上手く逃げ出す。だから安心はしている。
20200709鴨川のカメ.jpg

2020/07/09


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