川北英隆のブログ

蜘蛛談義

季節が変わろうとしているからか、もしくは気温の変動が激しいからか、ここ数日、わが家にハエトリグモが何匹も出現する。実はこのハエトリグモ、今年は寝室(そんなええもんかいな)に放したことがある。
ハエトリグモを放したのは、1つはダニ対策である。今年の夏、低山にかなり入ったためか、ダニに食われたようだ。それが山から帰ってからも続いているように思った。家では回数が減るものの、「痒い」「赤く腫れてきた」「蚊のかゆみと腫れ方とは違う」ということが続くので。
そのダニを拾ってきた場所の可能性は新幹線にもありうる。というのも今年8月は日帰りとはいえ、複数回東京に行ったものだから。そして過去に、ダニらしきものを新幹線らしき場所で拾ってしまった経験もあるので。
場所を詮索しても後の祭り、「ひょっとして、ハエトリグモの子供はダニを食べて生きているのかもしれないな」と考え(ネットで調べたところ、多分正解のようだ)、小さなのをわが家で1匹捕まえた。捕まえ方は簡単で、以前にも書いたように、透明なコップをハエトリグモの上に被せればいい。もちろん、ハエトリグモを見つけてからのことだが。
それを(一応の)寝室に放しておいた。それからはダニの被害が少なくなったような気がしている。
そのハエトリグモが大きくなったのか、さらには子供を生んだのか、昨日と今日、正確には覚えていないが合計5匹はコップで捕まえた。コップ蜘蛛かいな。その後、「部屋の中には、もう餌はいてへんよ」と言い聞かせつつ、ベランダに放した。
来年の夏もダニを捕まえに来て欲しいものだ。でも、最初の1匹はどうやって入ってきたのだろうか。網戸の隙間だろうかと、不思議である。

2021/09/07


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