川北英隆のブログ

周山から山越えで雲ヶ畑へ

今週は少し行き先を変え、周山街道で多少有名な周山に入った。そこから東に桟敷ヶ岳を越え、雲ヶ畑へ抜けた。周山は桂川の上流部にある。雲ヶ畑は鴨川の最上流部である。京都市内を形取る2つの川の上流部を歩いたことになる。
実のところ近場の(僕にとって)未踏の山の在庫が少なくなってきた。しかも秋の京都、滋賀南部、丹波周辺はマツタケ山だから入山が難しくなる。そこで新しい山域の開拓と思い、地図をいろいろと見て思った、「亀岡の東側にいくつか山があり、それに上手く入れたら少し在庫が増える」と。
亀岡の東側は知る人ぞ知る京都市右京区である。2005年に京都市に編入された。その中心は周山である。かつては周山町だったのだが1955年に町村合併によって京北町になり、今は京北を冠して各々の村(?)に町名が付いている。
周山への入り方を調べていると、京都市内からバスが出ている。思い出したのは、学生時代に北山杉を見るため、乗ったことがあるかもしれないと。一緒だったのは最近山歩きを共にしているM君なのだが、どこからどこまで入ったのか、それが周山街道だったのかは定かでない。
それはともかく、周山へはJRバスである。1時間に1本程度あり、京都駅もしくは山陰線二条駅を通るので便利である。今回はこのJRバスで周山に入り、京北ふるさとバスに乗り継いで鳥居まで行った。
そこから桂川の南を区切る山並みに入る。天童山(775m)、飯森山(791m)を越え、桟敷ヶ岳(895.7m)に登った。桟敷ヶ岳には以前にも登っている。既知の領域である。そこから鴨川の源流でもある祖父谷川に下り、車道を雲ヶ畑岩屋橋まで歩いた。
雲ヶ畑岩屋橋へは、かつて路線バスが走っていたのだが、今は「ふるさとバス」のみである。もくもく号と名付けられたマイクロバスが午前と午後に1本ずつ出ている。午後は14.20発なので呑気に歩いてられない。
今回のコース、それなりに整備されていたものの、稜線に入ると踏み跡程度である。落葉の直後などはテープが頼りだろう。桟敷ヶ岳から祖父谷川への下りは谷筋のコースを使った。傷んでいたというか、手入れがほとんどされていないので要注意である。
もう1点、ヒルが多いようだ。今回の道はハイキングガイドに掲載されているので注意しなかったのだが、桟敷ヶ岳の山頂で昼食がてら休んでいると、ヒルに食を与えていたのに気づいた。足を3箇所食われたかなと思ったのだが、車道に下って歩き始めた時、もう1箇所、脇腹を食われているのに気づいた。足から腹まで上がってきたとは到底考えられないので、木の枝から落ちてきたのかもしれない。
そんな山だから自然も多かった。ヒルの1匹や2匹、気にしないことだと思いつつ、次回、この山域に入る時には、少なくともズボンの裾を靴下で包むのかなと思っている。
歩き始めたのは8.30、雲ヶ畑岩屋橋には13.30に着いた。車道に下りてからはヒルが食った跡を確認し、ストックも洗いと、余裕で歩いた。
上の写真は桟敷ヶ岳からの下山時に見た飯盛山方面である。今回の山では歩いた稜線を見る機会が少なく、これが唯一に近い展望だった。下はマタタビの青い実である(光が悪く、白く光ってしまっている)。たくさんある。熟すと「さぞ美味いだろうな」「どこかの山でまた会いたいものだ」と考えていた。
20210915下山途中に飯盛山を.jpg

20210915マタタビ.jpg

2021/09/15


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