川北英隆のブログ

大学メールがトロイの木馬に

大学から警告が来て、誰かがトロイの木馬に引っかかり、子トロイの木馬を撒き散らしているらしい。トロイの木馬に引っかかったパソコンやスマホは、そこに保管されていたメルアドを盗み出される。その結果トロイの木馬が拡散される。
ネスミ算ならぬトロイ算である。僕のメルアドも盗み出されたようで、「京都大学同窓会」を名乗るメールが届き、表題を見ると「(何やら連絡事項があるので)添付ファイルを開いてほしい」とあった。
トロイの木馬ちゃんには残念なことに、Gmailが迷惑メールに振り分けてくれていた。僕としては同窓会にあまり関心がないので、迷惑メールに振り分けられていなかったとしても99%開かなかったと思うが。
それにしても最近、この手のウイルスメールが増えているようだ。マイクロソフトのWindowsにはWindows Defenderが組み込まれている。しかしそのアップデートが日々行われるわけでない。そこでウイルス対策アプリを組み込むことが望ましい。
その場合、マイクロソフトの説明によると、Windows Defenderは自動的にオフになるそうだ。組み込んだウイルス対策アプリをアンインストールするとWindows Defenderが再び有効になるとも。
もう1つはメールシステムである。Gmail 自身が迷惑メールを振り分けてくれるので、ウイルス対策になる。Gmail以外使ったことがない(大学のメールもGmailをベースに作られている)ので、他のメールシステムがどうなっているのかは知らない。また、迷惑メールに振り分けられた中に、ちゃんとした(ある時には重要な)メールが混じっている場合もあるので、100%信用してはいけない。
インターネットの時代、利便性の裏に犯罪が潜んでいる。このことには日頃から留意しておかなければならない。

2022/06/14


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