川北英隆のブログ

祝世界チャンピオンの日本

緊急速報である。日本が世界一になった。何がか。世界一の座なんて、最近の日本は、オリンピックなどの金メダルくらいしか取れていない。今回はスポーツではない。コロナだ。それもワクチンや治療薬ではない。新規感染者数である。
日本の感染者数が急増してる。それで日本の状態をNHKのサイトで、世界の状態をジョンズ・ホプキンス大学のサイトで確認するのが僕の日課になっている。
そのジョンズ・ホプキンスの今日のサイトによると、1週間の新規感染者数において、日本がアメリカを抜いて世界トップに躍り出ていた。確か昨日見たところではアメリカの下だったはずなのだが。
アメリカをいい加減でチャランポランな国と思っている日本人が多い。それに人口は日本の約3倍ある。そんなアメリカを日本が抜いてしまったのである。
日本として分析すべきなのは、コロナで日本が世界チャンピオンになった理由である。それも十分にPCR検査ができていない状況において。
コロナの感染症法上の分類をどうするのかが、医療や感染情報処理の逼迫を受けて議論されているが、それと同時にコロナで日本がチャンピオンになった理由も議論すべきである。
僕が思うに、日本の国民性として政府の発言だけを頼りに行動している可能性である。そのような国民が多いのではないか。オミクロンの場合、空気感染に近いウイルスなのだから、たとえば狭い空間に人間の数が多い場合は非常にリスクが高いのではないだろうか。そういう場所や施設が、本当に設備を整え、対応しているのだろうか。政府として、そういうことを自分で考え、確認する国民にしてこなかったことが、今回の世界チャンピオンの背景にあるのではないか。
新幹線で「忘れ物がないように、切符や携帯や土産物や・・」とうるさくくアナウンスし、天気予報では「大雨、高温・・命を守るように」と、予報にいくつもの付録を付けてしまう国である。
情報は余計なことを省き、正確に伝えてほしい。オミクロンの性質を正確に伝えるべきである。その中で、「たとえば、こういうリスクがある」とまでは伝えていい。今の日本政府は、業者のことを慮り、リスクを正確に伝えていないのではないか。
たとえば以前に書いたように、通勤、通学時間帯の列車である。現状、政府は運行本数、連結車両数の削減を認めている。しかしそれは、コロナの観点からすると、ちぐはぐな政策である。ラッシュになりそうな時間帯の運行本数や連結車両数をそのままにし、業者に対してコロナ対策の補助を行うべきである。残念ながら、そういう議論をあまり聞かない。議論しているのかもしれないが聞こえてこない。
横道に逸れてしまった。政府を真似て余計な情報を加えてしまった。
いずれにしても祝世界一、祝世界チャンピオンである。これを期に、政府にはコロナを多面的に考えてほしい。と、「2年半、考えてきたはずやで」との声があった。「確かにねえ、電力の場合は11年間も」である。

2022/08/04


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