川北英隆のブログ

税務署から未払い税金の通知

メールを開けると、「税務署からの未払い税金のお知らせ」なるものが届いていた。新手のというか、よくある詐欺だろう。
時々書くように、僕はグーグルのメールシステムを使っている。今回のメールは、そのシステムにある「迷惑メール」に振り分けられていた。そのメールを開いていないので内容を確認できないが、「e-Taxをご利用いただき・・」まで読める。
差出人のアドレスのドメイン(@記号の後の部分)には、政府機関であれば必ず入るgo(ガバメントのこと)がない。差し出し人は「国税庁」とあるのに、アドレスの名(@記号の前の部分)は外人名のような、何かをもじったようなアルファベットが並んでいる。
あまり賢くできた詐欺メールではないのだが、欲ボケした老人なら騙されるかも。こっちは、老人かもしれないが(そら老人やろ)、欲ボケはしていない(道にお金が落ちてへんかと思うていつも歩いてへんか)。
税務所がメールで何かを突然知らせてくることはないはず。
確定申告の場合、そもそも個人のメールアドレスを書く欄がない。e-Taxがどうなっているのかは、使ったことがないので知らないが、国税庁のサイトに入って調べると、メールアドレスの登録は任意らしい。だから届けていないかぎり国税庁や税務署からメールは届かない。
それに僕の経験上、税務所が親切に税の還付を知らせてくれることはないし、逆に追徴の場合ははがきでの呼び出しがある(昔々、うっかり申告漏れをしたため、呼び出しを食らったことがある)。
国税庁のサイトによると、メールアドレスを登録してあると、新着情報、メールマガジン、納付完了のお知らせなどがメールで届くらしいが、税金を還付するとか、税金を払えとは、やはり来ないようだ。
なお国税庁では8/15付けで、未払い税金のお知らせなどの件名による不審なメール、ショートメールに注意を呼びかけている。

2022/09/04


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